インドネシアの基礎情報(1) 歴史編

皆さんこんにちは。
今日はインドネシアの基本的な情報について、なんとなくまとめてみました。

 

まずは、(ごくごく簡単な)歴史からです。
ゴクゴク行きましょう。

 

80万〜100万年前

人類の祖先がジャワ島に存在した。

 

BC3世紀

モンゴル系のマレー人が中国やベトナム辺りからインドネシアへ移住し始める。

 

BC1世紀

インドの貿易商らがインドネシアへ渡り、ヒンドゥー教文化と仏教文化をもたらす。

 

7世紀

ヒンドゥー王国や仏教王国が栄え、壮大な建築物や寺院の多くが建造される。
(ボロブドゥール、ムンドットなど)
スマトラにスリウィジャヤ王国が栄え、東南アジア最強の国として600年間勢力を誇る。

 

13世紀

東ジャワでヒンズー王国マジャパイトが台頭。200年の間インドネシア全域+マレー半島一部を統治。
(プランバナン寺院群、ペナタラン寺院、ディエン高原の遺跡群など)
また、イスラム教が伝播し急速にイスラム化が進む。

 

1292年

マルコポーロがヨーロッパ人として初めてジャワに来る。各国の船が次々に来航。

 

1602年

オランダが東インド会社を設立し、香料・コーヒー輸出を独占。
約300年間(第二次世界大戦開始まで)、インドネシアを支配する。

 

第二次世界大戦後

オランダが再度の植民地化をはかるも、国際的に非難され諦める。
1949年12月27日、「インドネシア共和国」として念願の独立を果たす。

 

まとめ

 

ざっくりですが、

 

  1. 長らくインド由来の「ヒンズー教」「仏教」王朝だった
  2. 13世紀にイスラム教が伝播しイスラム化が進む
  3. 大航海時代にヨーロッパ人が来て最終的にオランダの植民地となる
  4. 第二次大戦後、独立した

 

という感じでしょうか?

 

次、地理編へ続きます。

 

(つづく)

インドネシアの基礎情報(1) 地理編

次は、地理編です。
こちらもゴクゴク行きましょう。

 

バリ島

伝統的な寺院等と、火山やビーチなどの美しい現代的リゾートが共存。
ダイビングポイントも豊富。

  • バリの州都デンパサール
  • 能と芸術の中心地ウブド
  • 北バリへの玄関口、美しい高原リゾート・ブドゥグル

 

ジャワ島

インドネシア人口の6割を有する政治経済の中心地。
ボロブドゥールやプランバナン、サンギランなど遺跡も多く、歴史と民族性に富んだ文化を継承。

  • 人口1100万人の首都ジャカルタ
  • ジャワ島中央部に位置する古都ソロ
  • 王宮文化が残る古都ジョグジャカルタ
  • スンダ人の中心地の学園都市、西ジャワ州の州都バンドゥン
  • インドネシア第2の商業都市で、初代大統領の出身地スラバヤ

 

スマトラ島

インドネシアの西端にある熱帯雨林地帯。
東南アジア最大の湖「トバ湖」や景観のよいブキティンギ、パダン料理やパダンの伝統長屋など。

  • インドネシア第3の都市メダン
  • グランドバイトゥラフマンモスクのナングロ・アチェ州都バンダアチェ
  • ミナンカバウの伝統文化を併せ持つパダン料理の発祥の地パダン
  • ミナンカバウ文化の中心ブキティンギ

 

カリマンタン

世界で3番目に大きな「ボルネオ島」の3分の2を占め、200超の種族が暮らす。
石油、木材など資源も豊富。
奥地には先住民の暮らす集落がある。

  • 「東洋のベニス」と呼ばれる古都バンジャルマシン
  • 石油コンビナートの工業都市バリックパパン
  • 「木材の町」と呼ばれる東カリマンタン州の州都サマリンダ

 

スラウェシ

未開の熱帯雨林、青々とした水田、高地の湖、自然のままのビーチなどを保有。
ダイバーの聖地としても人気。

  • 絹、金銀細工で有名なマカッサル
  • 世界中のダイバーを虜にしているマナド
  • 高原にありコーヒーが有名なタナトラジャ

 

マルク諸島

香辛量の産地。主導権をめぐって、スペイン人、オランダ人、ポルトガル人らが争った。
今日でも砦などが多く残っている。

  • マルク州の州都アンボン

 

パプア

世界で2番目に大きな島「ニューギニア島」の西半分。
険しい自然環境によって、外部の影響から隔離された数多くの種族を生んだ。

  • 州都ジャヤプラ
  • ジャングルと山岳の地ワメナ
  • 秘境バリエム渓谷

 

ロンボク島

美しいビーチが数多く存在する楽園。
ダイビングやシュノーケリングスポットで、のんびりと海を楽しみたい人にはもってこい。
ヒンドゥー教とイスラム教が共存した独自の文化がある。

  • ビーチリゾート&手つかずの自然スンギギ
  • 西ヌサ・トゥンガラの州都マタラム
  • 美しい珊瑚礁のマリンスポーツ拠点ギリ
  • 安宿とレストランが10軒ほど並ぶだけのビーチクタ

 

ヌサトゥンガラ

サーファーの聖地スンバワ島、コモドオオトカゲが生息するコモド島など。
個性ある文化や多様な民族がいる。

  • コモド国立公園
  • 人口の約85%がカトリックのフローレス島
  • 民俗伝統の残るスンバ島
  • イスラム教徒が多いスンバワ島

 

 

今回は、このへんで。また続きを書きます。

 

(つづく)