適当に家庭菜園 その1

こんにちは。ご機嫌いかがでしょうか。
今日は、家庭菜園の話をしたいと思います。

 

 

例によって、ある日ふと唐突に、「趣味を増やそう!」と思いました。

 

はて。何がいいかな、と適当に検索していたところ、
農業をやっているページが目にとまりました。

 

これだ。

 

 

・・とはいうものの、うちは都内の鉄骨木造一戸建て。
庭的なスペースは、ネコの額ほどしかありません。

 

困ったものですが、しかし。うちは3階建てです。
無駄に放置されている、広いベランダ空間があるのです。

 

これはいい。

 

プランターか何かで育てよう。そして、成功したら、
屋上一帯にプランターを置いて、家族の大野菜農園にしよう。

 

 

まずは、小規模のテスト栽培@ベランダからです。
すばらしく壮大な計画に胸が踊ります。

 

 

とまあ、そんなこんなで、車庫にあったプランターを4つ出してきて、
西友ネットスーパーでポチッと買った家庭菜園用の土を入れ、
ベランダで野菜を作ることにしました。

 

 

野菜のラインナップは、本を読んで調べた中から適当に選び、
 ・ミニにんじん
 ・二十日大根(赤)
 ・二十日大根(白)
 ・小かぶ
 ・小ねぎ
 ・春菊
 ・小松菜
 ・ほうれん草
 ・豆苗
に決めました。

 

プランターは4つだけなので、プランター1個に2種類ずつ植えました。

 

豆苗だけは、台所から丸いタッパを1つ盗ってきて入れ物にし、
種の袋の裏面の説明書き通りキッチンペーパーを濡らして敷いて、
その上に撒きました。何でも書いてあって便利です。

 

ちなみに種は全てアマゾンで買いました。合計2,000円〜くらいです。
何をやってもパソコンで出来、その上、自宅の玄関まで持ってきてくれます。
至極便利です。

 

 

種まきも、土を入れる途中で撒いて、さらに土を被せただけ。
うまい具合にいきました。

 

カラのペットボトルで水もやって、お気楽な野菜作りがスタートしました。

 

 

(その2につづく)

適当に家庭菜園 その2

そんなこんなで始まったベランダ家庭菜園。
最初のうちはルンルンで水やりをしていましたが、次第にめんどくさくなってきました。

 

 

そこですぐさま、古より伝わる「天水農法」にシフトチェンジしました。
うちのベランダには、適度に雨が入ってくるのです。

 

状況に応じた素早い変化、省力化の徹底した追求。とても現代的です。

 

 

そんなこんなしてるうちに、ほとんどのプランターで、すぐに芽が出てきました。
なかなか出てこないのは、期待の高かった小ネギと春菊だけ。

 

 

豆苗は、おわんを被せて暗くしていましたが、この時点でお椀をとりました。
言っちゃえば、豆が芽を出しただけですが、テンションは上がります。

 

芽の時点で食べられるわけですから。

 

 

その他の有象無象、ミニニンジンや二十日大根、小かぶなどは、
種袋裏面の説明書きを無視して間隔なしで土全面に種をまき散らしたので、
予想よりはるかに大量の芽が出てきました。

 

専門家超えの大勝利に胸が高鳴ります。

 

 

ここで、一大決心をしました。

 

「間引くまい。」

 

私は専門家の指導など、とうに超えていたのだ。
むしろ、こちらこそが、新しい「撒きすぎ農法」を教えねばならない立場なのだ。

 

 

これは、プランター革命、として歴史に残ることだろう。

 

その後も、大量の芽がすくすく育ち、プランターはもさもさになっていきました。
やれやれ。これは、おすそ分けしないと。

 

 

しかし。
このままただでは、収穫まで行きつかないのであった。

 

(つづく)

適当に家庭菜園 その3

順調だったプランター家庭菜園に、ついに強敵があらわれた。
蛾(が)である。正確には、蛾の幼虫(たぶん)のちっちゃい虫さんたちである。

 

 

プランター全部でも1匹か2匹に見えたのだが、食欲はなかなか大したもので、
根菜の葉っぱを葉脈だけのこして全部食べていくではないか。

 

むむ。これでは光合成の効率が落ちてしまう。

 

 

そこで私は、「何もしない」、という逆転の発想を用いる決心をした。

 

もうそろそろ、ひと月かふた月たつ。

 

収穫も近いし根菜だけなら問題なかろう。

 

 

この大胆な運営方針は、全ての根菜が葉脈オンリーになるまで続いた。

 

ちなみに、小ネギと春菊は、薬効があるのか虫が一切つかなかった。
また、ホウレン草と小松菜は、虫発生を想定して室内で育てていたが、虫がなくても枯れた。
ちなみに小松菜は、初心者向きの大変簡単な野菜だということである。

 

 

血みどろの自然界の闘争を傍観した私は、いよいよ収穫に入るのであった。

 

ちなみに、豆苗はやけにどんどんのびるので、すでにハサミでちょきちょき収穫し、
汁ものなどの上に入れていた。なかなか美味、かつ、良い飾りになった。

 

5回くらい収穫でき、土台の湿ったペーパータオルにカビが発生すると枯れるようである。

 

 

(つづく)

適当に家庭菜園 その4

収穫は、驚くべきものだった。

 

・小松菜・ホウレン草はすでに全滅。
・春菊・小ネギはまだ数が少ないので、観察継続。
・豆苗は何度でも豊作。

 

 

そして・・虫に壮絶に食べられた根菜類のうち、
ミニニンジン・小かぶ・二十日大根(赤)は、根っこに何もついていなかった。

 

いったい、どうしたことだろうか!(今さら)

 

ちゃんと間引かなかったので、栄養が足りなかったのかな。
肥料の途中追加も一切しなかったし。

 

 

が、そんな葉脈だけ根菜類にも、勇者はいた。
二十日大根(白)である。

 

なんと、奇跡の全収穫である。
しかも、無農薬でうまい。

 

 

「土全面バラまき農法」が成功した瞬間であった。

 

でも、収穫すらめんどくさいので、少ししか取らなかった。

 

 

ホウレン草と小松菜の失敗原因は分からなかった。
虫もついてないし。

 

まあ、いいか。ホウレン草は食べたかったな。

 

 

家庭菜園、第1回はまあまあの結果でした。
第2回は、春ごろに、スナップエンドウなんぞも入れて再開しようと思います。

 

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

 

 

(おわり)

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