子育て日記。単純な競争を否定する

こんにちは。

 

3歳のちかとパパは、ちかの提案によりパズルや水塗り絵の競争をよくしています。
最初のころは全部勝たせてあげ、次第に時々負けることを覚えさせたりして楽しんでいました。

 

ところが今日、ちかが、初めて競争や争いへの明確な対案を表明しました。

 

「競争やめようか。ちか、パパが塗るの手伝ってあげる。」
「ありがとう。じゃあパパもちかの手伝うよ。いい?」
「うん。ありがと。ママ、ちか競争しないよ。けんかよくないね。一緒にやる方がいいね。」

 

この変化のために何も誘導をしていなかったので、突然の変化に驚きました。
よくひとりで思いついたものだと思います。

 

でも、笑い顔が少し悲し気です。

 

人間の善さと、世間の現実を両立させようとする営みがすでに少しずつ始まっていることに、
なんとも複雑な悲しい気持ちになりました。まだ3歳なのに。

 

かなうならば、その行きつく先が不幸なものでないよう。
何でもしますからどうか助けて下さい、と願いました。

 

私たちの親も、こんな思いをしながらやってきたのでしょうか?

 

(つづく)